現場技術者の安全管理能力向上講座
1.目的
建設業界は近年オリンピックの開催や大阪万博(2025)などに加え、例年発生している自然災害の対応などに関しても社会的になくてはならない存在であります。しかし、労働災害の発生は依然課題になっており、中でも作業手順書やヒューマンエラーに起因するものも多く見受けられます。よって厚生労働省労働局から発布された平成29年2月20日基発0220第3号『建設業における職長等及び安全衛生責任者の能力向上教育に準じた教育について』の内容を踏まえ、特に若年の作業員と職長、現場監督者の関係性の向上においてなくてはならない“コミュニケーションの取り方”にスポットを当て、コミュニケーションの重要性、必要性を再認識するとともに現場内のチーム力向上を図ります。
2.受講対象者 職長安全衛生責任者教育を受講している者
3.研修プログラム
講座はA~Eの5講義。1時間で1ユニット数とし,合計5ユニットを開講します。
記号 | 講義名 | 時 間 | 内 容 |
A | 労働災害防止に関すること | 13:00-13:50 | 建設業における労働災害発生状況及び労働者に対する指導又は監督する方法について解説する。(講義形式) |
B | 労働者に対する指導または監督の方法に関すること | 14:00-14:50 | 対話ワークを行い、言葉だけでの説明の難しさ・不十分さを体感する。 (グループワーク形式) |
C | 危険性又は有害性等の調査等に関すること | 15:00-15:50 | 危険性または有害性等の調査の方法及び設備・作業方法の改善を解説する。 (講義形式) |
D | リスクアセスメントを応用とした作業手順書の作成① | 16:00-16:50 | 作業のムリ・ムダ・ムラをなくし、作業効率の向上と品質の安定を確保する目的で作業手順書を作成する。 (グループワーク形式) |
E | リスクアセスメントを応用とした作業手順書の作成② | 17:00-17:50 | 作業のムリ・ムダ・ムラをなくし、作業効率の向上と品質の安定を確保する目的で作業手順書を作成する。 (グループワーク形式) |
合計 | 5 |
4.講師 キンキ道路株式会社 安全衛生部 徳 川 博 亮
5.実施日 2020年11月28日(土) 13:00~18:00
6.会場 舞鶴市中央公民館
7.全国土木施工管理技士会連合会認定プログラム登録番号 607509