土木技術力向上講座 -土質力学-
1.目的
土木工事で扱うことの多い土質について,その基本的性質や力学的な特性について学びます。土は土粒子と間隙部分で構成され,同じ土でも間隙の量や間隙中の水の作用によって強度や変形のしやすさが変わるなど,力学的に扱いが難しいところがあります。土質を対象とした土木工事においては,このような土質の特性を十分に理解して適切に扱うことが重要です。
本講座では,まずは土質力学を学ぶ上で重要な土の基本的物理量の定義について説明し,次いで締固め,透水,圧密,せん断特性といった土質力学の基本について学習します。さらに,土圧,支持力,斜面安定,液状化といった応用分野について学習します。
2.受講対象者 一級土木施工管理技士及び二級土木施工管理技士
3.研修プログラム
講座はA~Eの5講義。1時間で1ユニット数とし,合計5ユニットを開講します。
4.講師 (独)国立高等専門学校機構 舞鶴工業高等専門学校 教授 博士(工学) 加登 文学氏
5.実施日 2020年2月22日(土曜日) 13:00~18:00
6.会場 志摩機械株式会社 教習所(京都府舞鶴市上福井117)
7.全国土木施工管理技士会連合会認定プログラム登録番号 555618
第32回CPDS講習会 土木技術力向上講座 -構造力学-
土木技術力向上講座 -構造力学-
1.目的
構造力学は,資格試験や公務員試験に出題されており,社会的に重要視されている.加えて,構造力学は地盤工学やコンクリート構造学など,他の学問にも関係する必要不可欠な学問である.それにも関わらず,構造力学を不得意とする技術者は少なくない.
構造力学の基本となる力のつり合いは,現場での安全・安心に関わる重要な知識である.この講座では,現場や土木施工管理試験での例を示しながら構造力学の概要について実務的な観点から徹底解説し、基礎技術力の向上を目指します。
2.受講対象者 一級土木施工管理技士及び二級土木施工管理技士
3.研修プログラム
講座はA~Eの5講義。1時間で1ユニット数とし,合計5ユニットを開講します。
記号 | 講義名 | 時 間 | 内 容 |
A | 構造力学とは | 1 13:00-13:50 | なぜ構造力学の知識が必要なのか,構造力学とはどういうものなのかについて概説する. |
B | 構造力学の基礎 | 1 14:00-14:50 | 構造力学の基礎,特に力のつり合い,梁に発生する引張・圧縮応力について解説する. |
C | 土木施工管理試験と構造力学(その1) | 1 15:00-15:50 | 土木施工管理試験に係る問題文や模範解答,解説文などに記載されている構造力学の専門用語について解説する. |
D | 土木施工管理試験と構造力学(その2) | 1 16:00-16:50 | 土木施工管理試験に係る問題文や模範解答,解説文などに記載されている構造力学の専門用語について解説する. |
E | 構造力学の実践 ~ブリッジコンテスト | 1 17:00-17:50 | 構造力学の実践として,ハガキを使用したブリッジコンテストを実施する. |
合計 | 5 |
4.講師 国立舞鶴高等専門学校 教授 玉 田 和 也
5.実施日 2020年8月8日(土) 13:00~18:00
6.会場 舞鶴市中央公民館
7.全国土木施工管理技士会連合会認定プログラム登録番号 586904
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