1.目的
今年9月の北海道胆振東部地震、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震など、我が国では過去に何度も大きな地震災害が発生しています。一方で、近年、南海トラフで発生する巨大地震発生も危惧されています。本講座は、地震工学・耐震工学の基礎を学び、その対策、地震災害の軽減などについて解説し、土木技術者としてどのようなことができるのか、何が必要とされるのか、その知識を深めることができます。
2.受講対象者 一級土木施工管理技士及び二級土木施工管理技士
3.研修プログラム
講座はA~Eの5講義。1時間で1ユニット数とし、合計5ユニットを開講します。
記号 | 講義名 | 時 間 | 内 容 |
A | 日本の地震環境 |
1 13:00-13:50 | 地震発生のメカニズムや震度など,地震工学の基礎知識を学ぶ |
B | 地震による被害 |
1 14:00-14:50 | 過去の地震被害について概説し,地震災害について理解を深める |
C | 地震動解析 |
1 15:00-15:50 | 地震動解析,特に地震応答解析やスペクトル解析について概説する |
D | 耐震設計 |
1 16:00-16:50 | 地震外力や構造物の評価方法,耐震設計について概説する |
E | 地震対策 |
1 17:00-17:50 | 地震災害を軽減するための対策について概説する |
合計 | 5 |
4.講師 岐阜大学 流域圏科学研究センター 准教授 博士(工学) 久世益充氏
5.実施日 2018年12月1日(土曜日) 13:00~18:00
6.会場 志摩機械株式会社 教習所(京都府舞鶴市上福井117)
7.学習プラグラム番号 494256
8.本人確認・受講証明書
本人確認のためCPDS技術者証等をご持参ください。講習会終了後、受講証明書を発行します(学習履歴の申請は受講者が行ってください)。
9.主催者 水嶋CG安全衛生協力会